2021年11月17日

イベント

地域PBL発表交流会を開催しました

令和3117日(日)に、地域PBL発表交流会を開催しました。

本会では、「学生と企業がミライの北海道を考える地域課題解決プロジェクト」と題して、北海道若者活躍プロジェクトに参加する大学・高専の学生が地域課題の解決を目指し考案したアイデアや実際の取組み(地域PBL)について発表し意見を交わしました。

今年は、昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響で、オンライン会議システムにより開催しました。当日は、学生、企業等から23機関、82名の方々にご参加いただきました。

1部では、大学3校・高専4校の学生の12チームが、参加者全員に、地域PBLの取組みを発表しました。学生自身が考案したアイデアをスライドにより工夫したプレゼンテーションが展開されました。

2部では、参加者が、オンライン上に設けた6個のブレイクアウトルームに分かれ、発表学生と参加者の間で、ポスターセッションのように具体的かつ詳細な意見交換を行いました。ブレイクアウトルームでの意見交換では、入れ替えを行い、12テーマの全員がより詳細な発表をしました。意見交換では、参加者からの質問に対して、発表者の学生がwebページを共有して説明を行い、オンライン会議システムを有効に活用したより具体的な情報交換を行っていました。

意見交換終了後はオンライン上で表彰式があり、函館工業高等専門学校のアイデア「アスパラガス選定過程の廃棄部位の有効活用」が最優秀賞に選ばれました。最優秀賞の発表学生に対して、本学の永野学長補佐から表彰があり、北見工業大学の平山副学長から副賞(カーリングポット)の贈呈がありました。


学生による発表テーマ

■室蘭工業大学
①『ホテイアオイの浄水システム』
②『ドローンによる害獣の監視と放逐』

■北見工業大学
③『遊歩道に行こう!~北見市の歩行者ネットワークと健康生活~』
④『冬季災害時における学生ボランティア活動』

■北海道科学大学
⑤『参加型アート(ワークショップ)の企画《大学生による都市公園活用を考える》「クリエイティブディレクションⅢ」第一課題(前田森林公園、札幌市公園緑化協会)』
⑥『冬季スポーツのビジュアルデザイン制作《子どもたちへ冬季スポーツの認知向上を考える》「クリエイティブディレクションⅢ」第二課題(札幌オリンピックミュージアム、株式会社札幌振興公社)』
⑦『地域イベントを特集ページで伝えよう。場所への思い。人々への思い。「DTPデザイン(SAPPORO☆テイネトレイル大会事務局、札幌サンタファン)』

■旭川工業高等専門学校
⑧『北海道ベースドラーニングによる旭川市科学館の活性化』

■苫小牧工業高等専門学校
⑨『外国人を対象とした防災教育ブログラムの開発と実践』

■函館工業高等専門学校
⑩『アスパラガス選定過程の廃棄部位の有効活用』

■釧路工業高等専門学校
⑪『新生児虐待リスク予測システムの開発』
⑫『日本語学習者のための漢字問題作成支援システムの開発』

アスパラガス選定過程の廃棄部位の有効活用
(函館工業高等専門学校)

冬季スポーツのビジュアルデザイン制作
(北海道科学大学)

北海道ベースドラーニングによる旭川市科学館の活性化
(旭川工業高等専門学校)


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