2019年07月29日
実施結果報告
「ニトリ×室工大 共同人材育成プログラム」無事閉会!!
「ニトリ×室工大 共同人材育成プログラム」は、2019年7月20日(土)・21日(日)の2日間のプログラムで開催しました。
株式会社ニトリ様、室蘭工業大学環境調和材料工学研究センター、北海道COC+コンソーシアムの3機関共同で実施しました。
このプログラムは、過去に早稲田大学で実施するなど150回の実績があり、チームで商品アイディアの「プロトタイプ」を生み出すことを特長としています。
今回、参加者には事前課題が与えられ、大学・高専・高校生、社会人の60名(内、社会人14名/5社)が募集参加しました。
テーマ「10年後の生活用品はどうあるべきだろうか?」に対して、10のグループに分かれた年齢層の異なるメンバーがアイディアを出し合い、整理、ブラッシュアップする手法を学び、その中でまとめられた製品イメージを具現化するプロトタイプを製作、プレゼンをして評価を受けるという、濃密な2日間となりました。
テーマ:「10年後の生活用品はどうあるべきだろうか?」
事前課題:
1)2019年と2029年(10年後)の日本の人口と人口分布、さらに18歳~24歳の全人口に対する割合を調査してください。
2)1)に基づき、2029年の18歳~24歳の日常生活をイメージしてみてください。
その中で、2019年の同世代と比較して、意識や生活様式で大きく変わると予想されることを3つあげてください。
3)2)で3項目を上げた理由をそれぞれ説明してください。
参加者からの提案は、下記のような「もの」や「売り方」に関するアイディアがプロトタイプによって提案されました。
・「埃の入らないカラーボックス」
・「磁性機能のあるキューブを組み合わせた形態フレキシブル・クッション」
・「遠隔で商品の触感を体感できるグローブ」
プログラム後のアンケートでは、満足度の高い感想が得られました。
・「多様な人材からなるグループでプロジェクトを進める難しさと重要性を学べた」
・「議論の積み重ねが形になる楽しさを感じた」
・「自分の強みを知ることができた」
・「社会人の仕事の進め方を体感できた」