2017年06月01日

実施結果報告

トヨタ自動車北海道㈱の田中社長が学生にモノづくりの本質を語る

トヨタ自動車北海道㈱の田中社長によるダイレクトアクション授業*1が、「モノづくりとトヨタ生産方式」をテーマに、平成29年5月24日(水)、室蘭工業大学にて行われました。

経済界・産業界から注目され、世界的にも知られている「ジャストインタイム方式」や「自働化」といったトヨタ生産方式を事例に、モノの造り方とその評価や改善を現場のビデオ映像も使いながら説明しモノづくりの本質を語られました。さらに、チャップリン主演の映画「モダン・タイムス」と対比して、人をロボットのように働かせるのではなく、人間尊重を基盤とするモノづくり、つまりチームワーク(信頼関係)、人づくり(人材育成)、管理の現場化(権限委譲)が大切であると説かれました。

 

今回の授業では、室蘭工業大学の機械・航空系コース学生ら120人と、遠隔授業によって北見工業大学の学生ら20人が受講しました。

 

 註)*1: ダイレクトアクション授業とは、企業、自治体等の方が授業に参画し、授業内容と社会・産業との関係、産業界のニーズや実態(スタンダード)を学生に直接伝える授業を言います。学生が道内の企業を知る機会として、COC+北海道の活動として積極的に推進しています。

 

室蘭工大での授業の様子

北見工大での遠隔授業の様子

            

 

 


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