北海道若者活躍プロジェクトについて

地域貢献に資する取組みの一つとして室蘭工業大学は、平成27年度より5年間にわたり、文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の北海道代表校として産業界、学界、官界、金融界(以下「産学官金」という。)と協働して、若者の道内定着に向け地域志向教育、雇用創出及び地元就職向上に取組んできました。

令和2年4月以降は、継承事業として「北海道若者活躍プロジェクト」を北海道と協力して立ち上げ、「地域の中で若者が『やりがい』を持って働ける場を創出し、道内定着の維持・向上を図る」ことを目的とした施策を産学官金153機関(大学・高専10校、地方自治体15団体、経済団体6団体、金融7行、企業等115社)と連携して進めています。

実施体制・役割

全道10拠点を代表する大学・高専、地方自治体及び北海道の主要な経済団体・金融の29機関(令和3年10月25日現在で30機関)により、北海道若者活躍プロジェクト推進協議会を構成し、プロジェクト全体に係る活動の協議や拠点情報の共有を行っています。また、各拠点では、その地域の大学・高専、地方自治体、産業界による体制を構築し、地域特性に応じた自律的な活動を実施しています。

①推進協議会の役割
道内就職優遇制度の改善すること、若者に選ばれる企業に向けた方策等を全道レベルで検討することや拠点活動の報告を通じて情報共有を行うことです。

②産業界の役割
学生ニーズ(具体的な仕事内容、社風・職場の雰囲気など)を捉えて、企業の魅力を学生に発信すること、学生に選ばれる企業に向け発展することや企業意識を醸成することです。

③各拠点の役割
主体となって活動を実施し、道内就職率を把握するとともに、若者の道内定着の維持・向上に向けた取組みを検討・実施することです。また、構成は各拠点により異なりますが、商工会議所及び経済団体の支部等が参画して地域雇用創出に向けた取組みを産学官が連携して進めていきます。

北海道若者活躍プロジェクトの体制

若者に選ばれる企業への発展と学生への広報

若者の道内定着を向上させるためには、学生が働きたいと思うような企業を多く創出することが必要です。COC+で実施した就職に対する学生ニーズ調査の結果に基づき、本プロジェクトでは「若者に選ばれる企業への発展と学生への広報」を重要な実施事項として掲げています。

若者に選ばれる企業への発展と学生への広報

道内就職優遇制度の利用促進

地域の課題を知り地域企業に関心を持つ学生を増加させる地域志向教育(地域志向人材育成プログラム)を産学官との連携により実施しています。このプログラムを修了した学生は、就職試験における優遇を受けることができます。
優遇内容(1項目以上の対応が可能な企業様はご参加できます。)

1.推薦枠の設定(学生の内定辞退不可)
2.採用試験の一部免除
3.旅費・宿泊費の支援

道内就職優遇制度

道内就職に向けた学生の意識・行動の変容と施策

参加機関一覧

プロジェクトに参加している企業等

参加機関一覧

規定及び成果物

北海道若者活躍プロジェクト関連規定

北海道若者活躍プロジェクト推進協議会

北海道若者活躍プロジェクト地域教育ワーキンググループ

    北海道若者活躍プロジェクト活動報告

    北海道若者活躍プロジェクト 室蘭拠点 ニュースレター

    文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の成果物

    大学・高専の新卒者の就職、採用に関するアンケート調査結果報告書

    • はじめに(P1~P4)【はじめに】
    • 第1部 インターンシップ参加学生への意識調査結果(P5~P53)【第1部】
    • 第2部 平成28年度大学入学学生への意識調査結果(P54~P91)【第2部】
    • 第3部 北海道内企業への意識調査結果(P92~P135)【第3部】
    • 第4部 ファイナルコメント(P136~P139)【第4部】

    学生の就職活動に関する意識調査結果報告書

    地(知)の拠点大学による地方創生事業(COC+) 「ものづくり・人材」が拓く「まち・ひと・しごとづくり」
    平成27年度~令和元年度事業成果概要

    地(知)の拠点大学による地方創生事業(COC+) 「ものづくり・人材」が拓く「まち・ひと・しごとづくり」
    事業成果報告書

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